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論文

JT-60本体の絶縁管理

宮地 謙吾; 鈴木 貞明; 砂押 秀則; 小池 常之

KEK-Internal-89-7, p.345 - 348, 1989/08

JT-60本体は不整磁場の低減を図るためワンターンループを形成しないこと電位傾度の違う機器の故障電流、ループ電流の流れ込みによる機器損傷及びノイズ発生を防ぐため各部に電気絶縁を施している。また、電位軽減のため各構成部位は適正な位置の建家基準接地端子に接地している。これら機器設備の絶縁監視には、停電圧地絡抵抗監視装置を用いて常時監視を行い、絶縁異常の早期発見に努めていると共に本体室内作業における物品の持込み、持ち出しを厳しくチェックすることにより、異物を残さないようにすること、定期的な清掃を行うことによって塵埃の管理を行っている。

論文

全系マン・マシン・インターフェース・システムの改造計画

米川 出; 武藤 貢; 戸塚 俊之; 坂田 信也; 木村 豊秋

KEK-Internal-89-7, p.273 - 276, 1989/08

JT-60の制御系の中枢を司どる全系制御設備は、7台の制御用ミニコンピュータを中心とする計算機システムから構成されており、JT-60の運転は、これらミニコンピュータに支援されたCRT群から操作されて実行される。しかしながら、運転に必要なデータの監視、放電条件の作成、実験データの参照などにおいて様々な問題点が、顕著になってきた。その具体例としては、放電条件の作成、変更作業が非能率的で間違いを犯し易かったり、新たな機能の追加、改造ができない程計算機システムの能力が限界に近づいている等である。そこでこれらの問題点の解決を計るために、これまでの貴重な運転経験と、最新の計算機技術を取り入れたマン・マシン・システムを新たに構築し、将来の機能拡張や、よりユーザフレンドリーなシステムの実現を計ることを計画し、その準備を進めている。その計画と、主要な機能について報告をするものである。

論文

ペレット生成及び射出特性

平塚 一; 三代 康彦; 川崎 幸三; 吉岡 祐二*; 太田 和也*

KEK-Internal-89-7, p.301 - 304, 1989/08

JT-60では、プラズマ中心密度の向上を図る目的で高速度で水素同位体を射出するペレット入射装置を設置した。本装置は、水素を液体ヘリウムにより冷却してペレットを生成し、高圧ガスにより射出する。ペレットサイズは、従来装置に比べて大型であるため、従来の生成条件では粒子補給率が高まらない。そのため、生成条件の最適化を図った。その結果、生成開始温度、生成時間、生成圧力等に影響されることが確認できた。最適化後の粒子補給率は平均65%で、従来装置に比較すると2倍以上となる。ペレット速度は、加速ガス50kgf/cm$$^{2}$$Gで約1.4km/sである。また、本装置は、加速ガス100kgf/cm$$^{2}$$Gで大型ペレットサイズの改良が行われ、粒子補給率50~70%の安定した生成条件が得られた。ペレット速度も最高約2.3km/sとガス銃方式の装置としては最高である。本報告では、最適化ペレット生成と射出特性について報告する。

論文

VCB遮断器の20,000回耐久試験

池田 幸治; 宮地 謙吾; 竹下 明*; 市毛 尚志

KEK-Internal-89-7, 4 Pages, 1989/08

VCB遮断器においてのトラブル原因の多くは、投入開放時における衝撃振動によるものと考えられる。そのため今回、VCB遮断器20000回動作耐久試験を行い、動作回数による投入開放時の各部の加速度の変化、異常の有無及び遮断器の投入開放時の動作開閉時間を測定し、VCBの健全性を確認した。測定結果としては以下の通り、・加速度測定…最大1000Gを記録した。・VCB開閉時間測定……基準値内であり良好。・試験中の不具合履歴……補助接触器の不良、ゴムクッション亀裂、ロッド連結ネジ折損、ローラ調整ネジ折損、回数計取付板折損。・製作メーカにて分解・測定……分解調査にて補助リレーX、Yリレー接点に消耗あり。今回の試験において、消耗品の交換及び精密点検を行うことにより20000回という動作健全性が確認された。

論文

ヒートパイプによるCAMAC盤の冷却

竹下 明*

KEK-Internal-89-7, 4 Pages, 1989/08

JT-60電源制御系では多量のCAMACクレートが盤内に収納されている。CAMACクレートは大量の熱を放出するので通常の冷却ファンだけでは充分に冷却できないので、熱伝導の良いヒートパイプを使い盤の冷却を行った。盤は天井ファン風量5.6m$$^{2}$$/minに対しヒートパイプ式盤内冷却のファン風量が9.7m$$^{2}$$/minであるため、盤内空気は下から上への一方向でなく盤内を循環し盤内全体の温度が下がった。盤内最高温度は上部測定点の温度であり冷却器による盤内降下温度、$$Delta$$T=H/cp$$times$$r$$times$$Q($$^{circ}$$C)で表されるとヒートパイプ冷却効率を30%とすればt$$_{1}$$、t$$_{2}$$の測定温度よりH=(31-24.5)$$times$$70=455(w)となる。これにより$$Delta$$T=455/0.24$$times$$1.1(5.6$$times$$60)=5.1($$^{circ}$$C)となり、盤内降下温度計算値と実測値はほぼ一致した。

論文

大電流アルミニューム母線の熱設計と実際

高橋 春次

KEK-Internal-89-7, p.361 - 364, 1989/00

アルミニューム母線の中心的課題は通電容量・電圧降下絶縁及び電磁機械力である。JT-60の母線は電圧25kV、電流120kAのものを使用しており、この母線の設計例が3つある。母線の通電容量を決めるのは主に母線温度であるが設計と実際の温度上昇にはおおきな差異を生ずる。差異を生ずる主要点は、(1)対流による熱伝達率の評価に差がある。(2)副射による伝熱は副射率のとり方に差異がある。(3)母線周囲の風速が実際と異なる,の3点である。JT-60の母線の設計手法を紹介し、運転中の母線温度測定結果から、設計と実際の差について述べる。

論文

JT-60の真空リークとその対策

児玉 幸三; 新井 貴; 神永 敦嗣; 鈴木 道雄*; 笹島 唯之; 高崎 学*; 川辺 勝*; 山本 正弘; JT-60実験運転チーム

高エネルギー物理学研究所技術研究報告, p.1 - 4, 1989/00

JT-60は、昭和60年3月に完成し、同年4月から実験運転が開始された。JT-60の真空リークは、実験運転開始後から時々発生していたものの、その発生頻度は極めて少なかった。本報告は昭和61年7月から62年10月までの間に発生した78件の真空リークとその対策について行うものである。

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